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小林よしのり
2016.5.7 03:23日々の出来事

「淑女我報」のアレはよく当たってる


『おぼっちゃまくん』のシナリオやってるが、やっぱり復活

第一作は難しいな。

話が膨れ上がり過ぎて。32ページの中に収まらなくなって

しまった。

もう一度考え直さなければならない。

今日は美容院で髪を切る予定だったが、延期してシナリオに

集中だ。

苦労、苦心、苦悩しかないよ。

 

そういえば、笹さんと泉美さんの「淑女我報」が楽しかった。

なんであんなに当たってるの?

しかし最後のアレは何だよ?

あんなの出して、ゲラゲラ笑ってたんだろうなと想像つくが、

わしの場合は中心に「公」があるべきだろう。

 

しかし、確かにわしは一日三食、摂らなければ脳も体も全然

もたない。

量が食えないんだが、すぐ腹減って、そうなると全く脳が働か

なくて、アイデアは一個も出ないし、ペン入れも全然進まない。

 

摂取したカロリーを猛速度で脳が消費してるから、特に糖分が

不足すると創作活動が出来ない。

朝食後は必ずコーヒー飲んで、ケーキかチョコを食べるし、

昼食後もコーヒーを飲みながら、お菓子やナッツを食べる。

それでも夕方5時くらいに猛烈に腹が減って、ガムやチョコで

腹を誤魔化して夕食を待つ日々だ。

 

若いときに比べて腹が出たし、白髪も混じったが、だからと

いって、不健康かといえば、そんなことは全然ないし、

同年代の男より若く見られるくらいだろう。

わしにとって健康とは、創作できるか否かだけである。

漫画が描けなくなったら不健康であり、描けるうちは健康

なのだ。

脳の若々しさと、脳の健康のために、「食」は最大限に気を遣う。

 

そういう意味で、「淑女我報」のアレはよく当たってるなあ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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